一般社団法人 電池工業会
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・電池年表

・電池の歴史

1) 屋井乾電池

2) 一次電池

3) 小形充電式電池
 (二次電池)


4) 鉛蓄電池(二次電池)

・電池の種類

・電池の活躍の場

・電池の構造と反応式(例)

・電池の規格について

・携帯電灯の歴史

・携帯電灯の種類

・携帯電灯の性能表記

・光の定義について

乾電池使用上のトラブルについて

Q1. どんなトラブルが多いのですか?

Q2. トラブルの主な原因は何ですか?

Q3. 電池にまつわるトラブルの内容は具体的にどんなものですか?

乾電池の充電について

Q4. "この電池は充電式ではないので充電すると液もれ、破損のおそれがある" と電池本体に記載されていますが、どうしてですか?

Q5. 乾電池を充電すると「発熱」や「液もれ」、「破損」のおそれがあると記載されていますが、最近販売されている乾電池用充電器で充電した場合はどうなりますか?

Q6. ニカド電池専用充電器で乾電池の充電ができますか?

 
電池のQ&A

Q3. 電池にまつわるトラブルの内容は具体的にどんなものですか?

実例1 【破裂】 コイン形リチウム電池破裂

樹脂容器に裸で保管されていた複数の電池の内、コイン形リチウム電池が破裂し樹脂容器周囲が焼損した。

破裂の原因は?


裸で保管されていた9V角形アルカリ電池の正負極端子に、一緒に入っていた裸のコイン形電池が接触してコイン形リチウム電池を強制的に放電したため電池の内圧が上昇して破裂したものです。


パッケージを開封した未使用電池や使用を中断した電池を保管あるいは廃棄する場合は、ごちゃまぜにはしないで、電池は1個ずつ個別にポリ袋に入れたり、テープなどで絶縁して金属部分が接触しないようにしましょう。


実例2 【液漏れ】 リモコンで液漏れ

テレビのリモコンが動作しなくなったため電池を確認したところ、白い結晶のようなものが電池とその周囲に付着していた。

液漏れの原因は?


電池の取替え時期の遅れから過放電(使い過ぎ)状態に至ったために内部の電解液が漏れたものです。


リモコンなどスイッチのない機器は常に弱い電流が流れ電池が消耗しています。
チャンネルの切替えやボリュームのコントロール等がスムーズに行えなくなった場合は、電池の取替え時期のサインです。早い時期に電池をお取替え下さい。
また、半年に一回の点検や一年に一回の電池交換をお勧めします。


実例3 【液漏れ】 掛時計で液漏れ

サイズの異なる電池を複数個使用するからくり時計で、単1形マンガン乾電池が液漏れし、その液が時計から外へ流れ出て壁に茶色いシミが出来てしまった。

液漏れの原因は?


単3形電池で駆動する時計が動いていたために、からくり時計を駆動させる単1形電池の消耗に気づかず、電池の取替え時期の遅れから過放電(使い過ぎ)状態に至ったために内部の電解液が漏れたものです。


電池を時計に装着した年月日をメモしておくなどして、機器の取扱説明書に記載された電池の交換時期がきましたら速やかに取り替えましょう。


実例4 【発熱】 強力ライトで発熱

強力ライトの単1形アルカリ乾電池を全部新しいものと交換して点灯確認後30分間放置、再度使用しようとしたところライトが熱くなっているため、中を確認したところ電池が異常に発熱して液漏れしていた。

発熱の原因は?


ライトの中で電池がガタツキ易く、動きやすい構造になっていたため、電池が豆電球の逆の端子に接触してしまい、ショート(短絡)して発熱し液漏れを起こしたものです。


一部の機器において安全設計上の配慮不足から、電池を装填した際にライト内部で電池が不安定な状態(ガタツキで位置がずれる)となりショ−ト(短絡)する場合があります。新しい電池を強力ライトに装着した際は、振るなどして軽い衝撃を加えながら、スイッチのオン、オフを繰り返し、点灯状態にチラツキや消えたりする症状がでた場合はライトの使用をすみやかに中止し電池を取り外し、機器メーカーへ点検を依頼しましょう。