一般社団法人 電池工業会
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小形二次電池用リサイクルマークの
国際標準化プログラムについて

− 電池工業会は、メビウスループマーク(スリー・アローマーク)の国際標準化を提言します−

現在、小形二次電池及び電池パックに表示するリサイクルマークは、以下の3種類のマークが法的に使用されています。
日本、米国: メビウスループマーク(スリー・アローマーク)
(米国は、ニカドと鉛電池のみ)
メビウスループマーク(スリー・アローマーク)Ni-Cd メビウスループマーク(スリー・アローマーク)Pb
EU、ブラジル: (EU:全電池、ブラジル:有害物質を含有する電池のみ)
クロスドアウト・ダストビンマーク
台湾: 四矢マーク(全電池)
四矢マーク(全電池)

 電池へのマーク表示は、国際的に標準化されていない為、今後、世界各国が、さらに独自のリサイクルマークを法制化した場合、さらにマークの種類が増加する事も予想されます。
 この様な状態になった場合、グローバル或いは、地域対応が求められる小形二次電池/電池パック製品に対し、以下の課題が生じます。
(1)電池生産者/電池使用機器生産者
[1]表示スペースの枯渇
・グローバル対応を行おうとした場合、それらのマーク全てを製品に表示することはスペース・デザイン上、極めて困難です。
[2]生産・管理・在庫コストの増大
・異なるラベルの製作、仕向け先別の製造、在庫の区分など、マークの種類が増加すればするほど、様々なコストも増大します。
(2)電池ユーザー
・多くのマークが表示された場合、混乱します。
・リサイクルマークの認知度が低下し、回収率アップには、マイナスの影響を与えます。

 電池工業会は、マークの国際標準化を行う事により、上述の課題が、解決できると考えます。
 電池工業会は、既に日本・米国で採用されているISO7000の図記号番号1135にて標準化されている「メビウスループマーク(スリー・アローマーク)」に電池識別の為の「電池化学記号」を添付するマーク表示で国際標準化する事を提言します。
Ni-Cd Ni-MH Li-ion Pb

 これにより、世界各国の電池ユーザーのリサイクルマークに対する認識度を高める事ができ、その結果として小形二次電池の『リサイクル』を世界的に浸透させる効果が期待できます。
 加えて、電池・機器の生産者は、デザイン〜生産〜在庫面で標準化によるコストダウンや管理の低減を含む様々なメリットを享受することもできます。